「やるべきことを継続するには?」「やりたいことの時間をどう確保する?」 そんな悩みを抱えている人にとって、井上新八著『続ける思考』は、とても実践的なヒントを与えてくれる一冊でした。
継続できないのは「やる気」のせいじゃない
年齢を重ねるにつれ、家族や仕事、自分自身の健康など、さまざまな問題に時間やエネルギーを奪われ、「やりたいこと」が思うように進まないと感じることが増えてきました。
時間ができた日でも、気力が湧かず、結局何もできなかった……。そんな経験はありませんか?
「やる気スイッチを入れれば大丈夫!」という考え方に頼ると、気分が乗らない日は全く動けなくなってしまいます。著者は、「やる気」に頼らず、習慣化の仕組みを作ることが大切だと語ります。
シンプルだけど効果抜群!継続のための法則
本書で紹介されている継続のためのルールは、とてもシンプルです。
- 毎日やること
- 具体的に「いつやるか」を決めること
- 記録をつけること
- 目的は考えず、目の前のことに集中すること
「えっ、それだけ?」と思うかもしれません。でも、実際に著者の経験や実話を読むと、このシンプルな法則こそが継続の鍵なのだと納得させられます。
「自分もできるかも」と思える本
この本の魅力は、難しい理論を説くのではなく、著者自身の経験を通じて「続けること」の大切さと方法を伝えている点です。実践しやすく、「よし、自分もやってみよう!」と背中を押してくれます。
英語学習をはじめ、資格取得、運動習慣、読書など、さまざまなことに応用できる内容なので、「何かを続けたいけど、うまくいかない」と感じている方には、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
どなたかの参考になれば嬉しいです!した。