夏休みも終盤になりました。
娘の小学校は8月26日から学校が始まる予定でしたが、
本日メールが届き、コロナにより夏休みを8月31日まで延期することになりました。
学校が苦手な子供を持つ親としては、ちょっと複雑です。
早く学校が始まってほしいという思いと、
始まっても登校できないかもしれないから、始まらないでほしい
という入り交ざった感情です。
同じような思いをされているお母さん、いらっしゃるでしょうか。
さて、本題へ。夏休みの小学生を持つ親として悩みの種と言えば、宿題ですね。
幸いなことに、我が家は不登校だった1年間に家庭学習の抵抗が
だいぶなくなったようなので、この夏休みも勉強をさせること自体は
大変ではありませんでした。
その経験から、家庭学習の習慣をつけるまでに、私が意識したポイントントをお伝えできたらと思います。
無理強いしない
どうしても気分が乗らないとき、体調がすぐれない時は多々ありました。
特に不登校の時はそれこそ2日に1回は勉強ができない日が続きました。
そういう時、ため息がでるほど落胆する気持ちを堪えて
無理強いをしないことを心掛けてきました。
無理にやらせても、結局効率は悪いし、勉強の内容は身についていない
のが分かったからです。
それを経験してからは、遠回りに見えるけど、近道だと思って、
やならい選択肢を取ってきました。
そうすると、少しずつですが嫌がる回数が減り、
この夏休みはほとんど嫌がることなく机に向かうことが
できるようになりました。
やることを小さくする
勉強習慣が身につくまで、とにかくハードルを小さくしました。
本来は1日1ページのドリルだとしても、それを1/3にして取り組ませました。
そして抵抗感を少しずつ減らしました。
1/3ができるようになったら1/2にするという風に少しずつ増やしました。
時間も1つの課題につき、15-20分ずつやるようにして、
飽きてしまわないように、国語ドリル、漢字、計算、算数ドリル、
チャレンジタッチなど取り組む内容にも変化を持たせました。
苦手なことは学年を気にせずに戻る
ついつい苦手を克服して欲しくて、
苦手な漢字の書き取りや算数の文章題をやらせようとしていました。
そうすると、やること自体を拒否するようになってしまいました。
そこで、思い切って漢字と算数の文章題は
前の学年の内容を取り組ませることにしました。
そうすると少し抵抗感が下がり、なんとか取り組むようになりました。
小学校で学ぶことはどの教科も積み重ねです。
苦手な教科は学年は気にせずに、この際に思い切って
理解できているところまで戻り、そこから少しずつ難易度をあげていく
というのが良いようです。
不登校の間に、勉強習慣をつけるために意識したことをお伝えしました。お子さんの特性によっては、お役に立たないことかもしれませんが、少しでもヒントになれば嬉しいです。 夏休みが終わるまで、あともう一ふんばり。がんばりたいと思います。