今回は、10月のはじめに父と妹と一緒に実施した実家が所有する
農地の現地視察について書きたいと思います。
この連載も8回目となり、毎回その過程を記録していくことで、
少しずつ前に進んでいるのを感じます。
今回の視察は、特に重要な一歩になりました。
現地視察はやってよかった
実家の農地は9箇所に分散しています。
視察の前は、「面倒だな」と思う反面、
どんな状態になっているか分からないことへの不安が大きくありました。
「もし荒れ果てていたらどうしよう」という心配も頭をよぎり、
なかなか行動に移せない自分がいました。
しかし、実際に足を運んで、公図と付け合わせをして、
現状を目で見て写真を撮ったことで、
具体的な対応を考えるための材料を揃えることができました。
また、父がその土地の歴史や特徴について話してくれたことも、
公図や登記簿を見ているだけでは得られない情報を得る貴重な
機会となりました。
こうした細かい情報は、後々に役立つことと思います。
実家の農地の現実
実際に視察してみると、私たちが直面している現実がよりはっきりと見えてきました。
道路に雑草がはみ出し、蔦が絡まっている土地など、
明らかに手入れが必要な場所がいくつかありました。
特に、草刈りを怠ればすぐに荒れてしまいそうな土地が目立ち、
これを維持するのは非常に大変だと感じました。
父もすでに80代に差し掛かり、これ以上一人で管理を続けるのは
不可能な段階に来ています。
草刈りや土地の手入れをどうするか、
具体的な対応を家族で話し合う必要があると強く感じました。
まとめ
現地を視察することは、
税理士さんにお会いした時に薦められたことでした。
ずっと後回しにしていましたが、本当にやってよかったと
思います。
今回、重い腰を上げて家族で現地を見に行ったことで、
皆が現状を把握することができまし、
実際に目で見て初めてわかることも多く、
これからの対応を考える上で非常に有益でした。
これからも現実に向き合いながら、
できることを少しずつ一歩一歩取り組んで、
進んでいきたいと思います。
実家の農地をどうするか困っている方、
農地の手放し方を私なりにまとめた記事も良かったらご覧ください。