不登校の子供を持つ母親がうつやストレスから元気になる秘訣

子育て

 不登校で学校に行かない子と家にいると、お母さんは本当にしんどいですよね。私も娘とほとんど毎日同じ空間にいる生活をしているので、一時期はうつになりかけ、不安とストレスで眠れない日が続きました。

 そんな私でしたが、最近は少しマインドが明るくなり、以前より生活が楽になりました。そこで今回は、私のうつやストレスの軽減に役に立ったと思う方法をご紹介します。ご参考になればうれしいです。

これだけは守ってほしいルールを説明して守ってもらう


 どのお母さんにも、子供にこれだけは守ってほしいというルールがあるはずです。私の場合、

①朝7時に起きて夜は9時半までに布団に入る。

➁勉強は無理のない範囲で続ける。

③心理士さんとの面談には必ず行くこと。

 この3つを守ってもらえるだけで、とても私の気がらくになりました。ポイントは、どうしてこのルールをお母さんは大事だと思うのか、理由を説明して子供に納得してもらうことだと思います。

 そして決して子供に無理のないルールにすること。メンタルが弱っている時に、「必ず勉強をすること」というような無理なルールにしてしまうと子供を追い込んでしまうので、子供の状況に合ったルールにすることが大事だと思います。

記録をつけて過去と比べる

 ついつい他の子と比べてしまい、学校に行けないわが子に落胆し、不安になったりしてしまいますよね。でも、私の経験を振り返ると、他の子と比べるのではなく、過去の子供自身と比べると、できていることが増えたり、笑顔が増えて元気になっていたり、心配していたことが大したことではなかった、というようなことがたくさんありました。

 それに気が付かせてくれるのが、日々起きたことや気になることを記録したメモでした。

 娘が学校に行けなくなってしまった当初は、体調もすぐれず、メンタルも落ち込んでいて、歯磨きやお風呂に入るのも嫌がっていました。その頃は、歯磨きができたか、お風呂に入れたか、体調などを記録していきました。そうすると徐々にできる日が増えてきていることに気が付き、元気になっていることが目に見えてわかるようになりました。

 そしてそれは、私の自信にもつながりました。

自分のための時間をつくる


 子供のことだけ考えていると、ネガティブなことばかりに自分の視点が向いてしまい、それが顔にでてしまうものです。同じことを悩み続けて反芻思考をしてしまうのが一番メンタルによくありません。

 思考と気持ちを切り替えるために、自分が楽しめる趣味や勉強など自己投資に時間を使うと、自己肯定感があがり、子供に対しても寛容になれます。

 私の場合は、英語学習、自宅での筋トレ、WEB制作などに取り組んでいます。これがすごく気分転換になり、自己肯定感につながります。

 特に運動はおススメです。運動したあと、頭も気持ちもすっきりしているのが実感できます。

 私がおススメする自宅でできるエクササイズは、こちらをご覧ください。

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頼れる先をいくつも持つ

とにかく一人で悩むのは禁物です。親の会、学校の先生、お友達、民間の相談先や公共の相談先など、自分が相談しやすい頼れる人を探しておくことが大事です。

 私の場合は、友達に話すのには抵抗があるので、公共の相談先をいくつか見つけて交互に相談したり、行き詰ったときは、有料のオンラインカウンセリングで話を聞いてもらっています。話をきいてもらうだけでも、考えが整理できて、気持ちが楽になります。

 いかがでしたでしょうか。お母さんが笑顔で居ることが、子供の安心につながるので、不登校と付き合っていくうえでとても大事です。私が元気でいるための方法が少しでも参考になればうれしいです。

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