不登校のカウンセリングって効果があるの?と疑問に思いますよね。
我が家の場合は、再登校にはつながっていませんが、娘と私の気が楽になっているという効果を実感しているので、「不登校のカウンセリングは効果ある」、と言えると思います。
今回は、私と娘が受けているカウンセリングについてご紹介することで、具体的にどんなことをしているのか、どんな効果を感じているのかをお話したいと思います。
不登校のお子さんをお持ちでカウンセリングを受けようか検討されている方の参考になればうれしいです。
私と娘の相談先
私は、市の教育委員会が運営している教育相談センターに月2回通っています。
娘と私にそれぞれ別の心理士さんがついてくれ、約50分間カウンセリングをしてくれます。毎回同じ心理士さんが担当してくれます。
教育委員会運営ということで、無料で受けられます。
母親のカウンセリング:
2週間の間にあった出来事、気になること、心配事などをランダムに話します。その中で、心理士さんが私の考え方のゆがみや、娘に対しての対応の仕方、今後の方針に関するアドバイスをくれます。
娘のカウンセリング:
いわゆるプレイセラピーと言われるもので、ゲームなどをしながら心理士さんとの関係を築いていき、娘の考えていることや心配していることを聞いてくれます。娘本人は、カウンセリングと思っていなくて、「心理士さんと遊べる時間」と捉えていて、楽しみにしているようです。
カウンセリングの効果はあるのか?
カウンセリングに期待することが、「再登校をすること」の場合は、カウンセリングが効果的ということは言えないと思います。
ただし我が家の場合は、娘と私の気が楽になってきているという点で、カウンセリングの効果はある、と思っています。
カウンセリングを始めた当初は、娘のことを相談しているつもりなのに、娘とのカウンセリングに関して何もフィードバックがないし、不満のほうが大きかったというのが本音でした。
ところが始めて4か月を経過した今、私の考え方や思考のゆがみを少しずつひも解いてもらっていることに気づいてきました。そしてこのままでも大丈夫なのだ、という気持ちが芽生えてきて、少し気持ちが楽になってきています。
娘は心理士さんと遊びながら、色々な話しているようです。カウンセリングが終わると、とても元気になって帰ってきます。敢えて個別にカウンセリングをうけることでそれぞれが良い方向に導いてもらえているのではないかと思いました。
再登校を実現するためということではなく、それぞれの生きづらさにつながっている思いを楽になる方向に引っ張ってもらっているという感覚です。 これは、お金が発生しているカウンセリングだったら即効性のある効果ばかり気になって、気が付けなかったことかもしれないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。まだ私たち親子も始めて4か月なので、道途中ではありますが、結論としては、不登校カウンセリングを受けてよかったと思っています。
もし迷われているのであれば、一度相談をしてみることをおススメします。公的な機関の場合は、順番待ちをすることになるケースが多いようなので、お早めに予約をしたほうが良いです。