HSCの子が不登校から再登校した時の母親の役目 

子育て

新年度が始まり、3週間ほど経ちました。
だんだん子供たちも新しいクラスに慣れてくる頃でしょうか。

しかし、再登校をした子供にとっては、まだまだ大変な時期であることを忘れてはいけません。
お母さんは毎日ハラハラして精神的にきつい日々が続いていると思いますが、
一番頑張っているのは子供ということをもう一度再確認したいと思っています。

お母さんのがやるべきことは、子供の頑張りを褒めてあげて、
疲れを家で癒してあげることです。

子供の疲れは想像以上

再登校は子供にとって本当に大きなチャレンジです。
長い間、離れていた学校やお友達と触れ合う環境は、大人が思う以上に
エネルギーを使っているはずです。
私の娘も2時間学校に行った後は、しばらくいつもの10倍テンションが
上がっています。HSCなので、色々な刺激を受けて緊張しているので、
気分が高揚しすぎているのだと思います。
そしてしばらく家で過ごすと今度は疲れがどっとでてしまい、
ぐったりしています。

疲れをいやしてあげることに集中する

その疲れを引きずったままだと、次の日の学校に行くエネルギー不足になる
ことは明白です。
とにかく家を快適にして、プレッシャーを与えず、
ゆっくり過ごさせることが大切だと思っています。
お風呂好きならお風呂の時間を長めに取る、
ゲームが好きならいつもより少し長めにやらせてあげるなど
その子なりの工夫をしてあげるのが効果的ではないでしょうか。
うちの場合は、漫画を読んだり、ゴロゴロして夜は入浴剤を入れたお風呂に
長めに入り、夜はとにかく早くベッドに入るようにしています。

子供の頑張りを認めてあげる

お母さんの再登校の理想とかけ離れた形であっても、
子供の再登校は子供にとってとても大きな挑戦であることを忘れてはいけません。
そしてその頑張りをほめて、認めてあげることが子供の疲れを回復させてくれるはず
と私は信じています。
今朝も玄関を出る娘に「自分で行く時間を決めて、自分から学校に行けている。
本当にすごいね。がんばっているね。」と声掛けをしました。

頑張りすぎないように時にはブレーキをかけてあげる

HSCで頑張り屋の娘は、とにかくがんばらなくてはいけない
という思いが強い子供で、慣れない学校でも手を挙げて発言したりしている
ようです。
「あれだけ長く休んだのだから、もう学校に行けて当たり前だよ」
というような発言もしてしまうほど、学校に行かなくてはいけないという
思いが強いようです。
しかし、そんなに急にアクセル全開ではもたないことはわかっているので、
「学校は行っても行かなくても、どちらでもいいんだよ」
「無理しない程度に少しずつ慣れていこうね」と声掛けをしています。
親の期待に応えたいという思いから無理にがんばりすぎていそうな時は、
逆にブレーキをかけてあげることが、かえって子供を守ることにつながる
と考えています。

1年以上学校をお休みしていた娘にとって、
学校が始まって3週間目の今は、まだまだ慣れない日々の連続のはずです。
私も毎日ハラハラ状態で、ついやきもきしてしまい、
精神的にとても疲れる日々を送っています。
でも今一度、私の役目を認識して、見守っていきたいと思います。
家を快適にして、ゆっくり休ませてあげ、がんばりを褒めてあげる、
呪文のように唱えたいと思います。

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